本当の問題は学びの機会が減り、人とかかわる機会が減ることです。それらの機会を他の場所で補うことが求められますが、現状では不登校の子どもたちが安心して過ごすことができる場所が多くありません。そこで、不登校の子どもたちの居場所を作ることにしました。
学校において子どもたちは、勉強や校内外のさまざまな活動を通して、課題に取り組み、成長しています。一方で、登校しない子どもたちは、それとは別の形で別の課題に取り組んで、成長していると私たちは考えています。登校しないからといって、なまけているわけでもさぼっているわけでもありません。しかし、子どもたちが一人でその課題に取り組むは難しいものです。私たちは子どもたちの課題に一緒になって取り組む仲間です。一人ではできないことでも仲間がいればできることがあります。